横浜にある、原鉄道模型博物館に行ってきた。
ここに訪れるのは2回目。前回の来館から半年も経っていない。
こんな短期間で再訪したのには訳がある。
期間限定で、リアルトーマスとその仲間たちに会えるからだ。
もう終わってるけどね(笑)
なんと、テレビ撮影に実際に使われたトーマス達がここのジオラマで走るんだそうな。トーマス大好きな息子を持つ親としては、これは是非連れて行ってあげたいなと。
それに私も実物を見てみたい。
今のトーマスのテレビシリーズは模型を使わず全てCGで、これはこれで可愛らしいんだけど、個人的には初期の人形劇のシュールな表情、罵りあいや無慈悲な事故、もはや子供向けと思えない差別的なセリフ、機関車たちの社畜精神。これらが中々面白く、アマゾンプライムで楽しく鑑賞していた。
とにかく彼らの表情が味わい深いのである。この顔なんだよwって何度呟いたか分からない。CGでは絶対作らないような顔である。興味がある人は、初期のトーマスを是非見てもらいたい。
現在の可愛いトーマスたちと記念撮影↓
色んな場所がトーマス仕様になっております。
アプリをダウンロードしたスマホで指定された場所を写真に撮ると、トーマスのキャラクターが写るよ!っていうのがあったんだけど、よく考えたら、アプリ起動してない写真も撮っておかないと、後で見たらアプリのおかげなのか元から写っていたのかよく分からないよねぇ…。
そして当博物館の最大の見せ場。巨大ジオラマ!
トーマスとパーシー発見!
ああ、これだこれ。「こんな臭い仕事は早く終わらせよう」と平然と言ったトーマスと、列車事故を起こしてスクラップにされるのを恐れて逃げたパーシーが今ここに。
これでもう本懐は遂げました。満足です。
もちろんこの2名(?)だけではなく、主要メンバーは揃っていたと思う。ゴードン、ヘンリー、ジェームス、トビーは確認できた。機関庫にも色々居たように思えるが、小さいしやや遠いしでよく見えなかった。
そんなこんなでトーマスが見れて私も息子も楽しめました。おわり。
この後は、ここのジオラマの変態具合を紹介したいと思います。
何となく上記の写真で分かったかもしれないけど、ここのジオラマ、すごく細かい。
何が細かいって、建物もそうなんだけど、そこに住まう住人たち。
一人ひとりに物語があって、ケンカして揉めてるような人もいれば、写真のように釣りを楽しんでる人もいる。ここで注目なのは、クーラーボックス。これがあるだけで、リアルさがグッと増すわけですよ。変態ですね。こういう変態的こだわりが随所にあり、子供がいなかったら隅から隅までずーっと眺めていたかもしれない。
あと、ここは時間経過があって、
同じ場所でも朝と夕方で全く表情も変わる。深夜になると、ふっと窓の電気が消えたり…。ただの模型なのに、まるでそこで本当に人々が生活しているような…。息遣いのようなものを感じる。
このジオラマが設置されている場所には椅子がいくつかあるので、ボーっと眺めるのもオススメ。
これは、別フロアの横浜ジオラマ。
観覧車とか、赤レンガ倉庫とか、中華街とか
横浜満載のジオラマ。
こっちも時間経過あり。暗くなって、観覧車が煌々と輝きだすと、一気に臨場感が増す。
ジオラマ紹介メインになってしまったけど、電車に興味ない人でも、細かいもの見て「ほぉ~」と感心できるような人なら結構楽しめる施設だと思う。
あまり広くないので、子供が飽きる前に出られるし、最後はキッズスペース的な場所で思う存分プラレールを楽しめる為、なんだかんだ一番長く時間を過ごしたのがここだという…
前回来た時は、キッズスペースはエリアの最後にあったんだけど、今回はトーマス展示の関係で場所が足りなくなったのか、博物館のビルの1階入り口付近に写真のような特別スペースが設けられていた。
博物館に入った人だけが遊べるようで、最初に博物館の入場チケットの提示を求められた。
プラレールを自由に組み立てて、トーマスワールドのたくさんのキャラクターを走らせられるので、そこにいる子供らはみなすごい集中力で黙々と遊んでいた。息子も例外ではなかった。たくさん貨車を連結したり、上下階層のあるコースを作っては悦に浸っていた。
なんだかマニアックな話になって、興味のない人にはとことん詰まらない内容になってしまったんだけど…。
ジオラマ、いいですよ。ここでジオラマ眺めながら、ボーっとコーヒーでも飲めるカフェがあればいいのに!なーんて思ったり。
今回あまり触れなかったけれど、蒸気機関車などの模型の展示物もすごく繊細で美しく、見入ってしまうぐらい。
電車好きな人、電車好きなお子さんを持つ人、細かい造形物に興味がある人!
オススメですので是非行ってみてくださいね。
長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました!