きゃとらばのどうしようもないブログ ~男子の育児~

愉快な男児とその母の日常をマンガやイラストで描きます。

悪阻妊婦に生魚を買ってくる夫

次男妊娠中の時の話です。

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そら焼くのは簡単だけど、悪阻の人でも焼き魚ならできるよね♬とか

無理だよ。

まず生の魚と対峙しろってのがキツイんだよ。あと焼いたら部屋に臭いが充満するだろ!米の炊ける匂いもダメで、炊飯器をリビングから別室に移してたのも忘れたの?

 

子供二人目なのに、なんで気遣いがこんなズレてるんだろうと思ったけど、よく考えたら一人目の妊娠中は私も仕事をしてたので、食事は各々で…ということが多く、私は仕事帰りに自分が食べられそうなものを自分で選んで買ってきていたんだった。

悪阻妊婦の「すぐ食べられるもの」というのは、「簡単に調理できそうなもの」じゃなくて、「調理しなくてもすぐに食べられるもの」なんですよ。

出来合いの総菜とかお弁当、冷凍のパスタやピラフとか、チルドのハンバーグとか、皿に出してレンチンするだけですぐ食べられるものなんですよーー!!

夫にそれを訴えると、次からは総菜祭りになりました。あと冷食も豊富になりました。「〇〇の冷凍パスタは安いわりに美味しいよねw」と妙に冷食に詳しくなっていました。

自分の食事よりも、上の子に食べさせないといけないので、それがしんどかったです。総菜様様です。幼稚園のお弁当も、卵焼きだけは作りましたがあとは冷食。

 

この記事を書いていて、少し前に話題になったポテサラおじさんを思い出しました…。なんというか、想像力がないんですよね。このおじさんもうちの夫も。

悪阻のしんどさがピンとこなくても、吐いたり寝込んだりしてる人にはどうしてあげたらいいだろうと考えたら、生魚はないだろうと。

妊娠は病気じゃないとかいいますけど、ある意味医者に掛かって適切な処置をとって薬も貰える病気のほうがマシな場合もありますよ。吐き気が何か月も続くって本当に辛いですから。

世の旦那様方、もし身重の奥様がいらっしゃいましたら、どうか食事の用意や片づけは率先してやっていただけたらと思います。奥様に聞いて、必要なもの、食べられそうなものを買ってきてあげてください。産前産後の恨みは忘れないといいますが、逆に感謝も忘れないもんですよ。大事にしてあげてくださいね。