きゃとらばのどうしようもないブログ ~男子の育児~

愉快な男児とその母の日常をマンガやイラストで描きます。

軒の出60㎝は意味があるのか?

こんにちは、きゃとらばです。

我が家の軒は60㎝

家を建てるまで考えたことも無かった「軒の出幅」について。

我が家を建てた工務店では、60㎝まで追加料金無しだったので、じゃあそれで!と安易に決めました。

一部隣家との兼ね合いで45㎝のところもあります。

で、実際60㎝の軒の現実とはいかなるものかと申しますと。

見た目はこんな感じです。

 

思った以上に短いです。

柱の中央からの長さになるので、サイディング等の厚みにより、実際見えてる部分は60㎝もないのかも。

 

なぜ軒を長くするのか

軒を長くしたいと考える方は、おそらく

  • 雨や紫外線による外壁の劣化の軽減
  • 雨漏りを防ぎたい
  • 室内に入る夏の日差しを抑えたい、または雨避け

これらを期待してとの事かと思います。見た目もカッコイイですよね。

もちろん軒を好きなだけ伸ばせればいいのでしょうが、予算や土地の都合がありますから、中々そうもいきません。

60㎝の軒だとどこまで期待できるのか?

半年近く住んでみて、分かったことがあります。

 

軒60㎝だと何の役にも立たない

身も蓋も無い言い方になりますが、

60㎝では殆ど意味を成しません。片流れの軒無しと比べれば雨漏りはしにくいのではないか?(希望)という程度です。

夏の日差しは遮れないし、雨も普通に外壁に当たります。無風の雨ならともかく、そんな天候は稀です。大抵風は吹きますから、多少の軒では外壁を雨から守ることは出来ません。

仮に総二階の家だとしたら、一階の屋根が無いので、二階の屋根のみで全体をカバーするとなると、かなりの長さの軒を出さないと期待する効果は見込めないことになります。あまり現実的ではないし、見た目のバランスも悪くなりそうですね。

これはほぼ風のない小雨の日の写真です。

一階の屋根がある真下では、かろうじて濡れずに済んでいます。

一見、これなら屋根の効果はあるね!と思ってしまいそうですが、ほとんどの場合すぐに雨に浸食されてしまいます。

普通に雨が降った時の様子👇



理想の軒の長さは

どこまで期待するか、何を望んでいるかによりますが、90㎝は最低限必要になると思います。

ただ、雨や紫外線による外壁の劣化を抑えたいという目的なら、屋根に頼らず外壁そのものを良い物にしたほうが無難です。

五重塔みたいな家なら屋根で外壁守れそうですけどねw

 

まとめ

結局どうすればいいのか私見を述べますと、

雨や日差しを軒で遮りたいのなら、90㎝以上出すこと、

それが無理なら、外壁を劣化しにくいものにすること。(サイディングの場合はシーリングも紫外線に強いものにする)

日差しはシェードやカーテンで調整する。

 

当たり前のようなことになってしまいましたが、こんな結論になりました。

ですので、軒30㎝しか出せない!短い!!という方がいらっしゃいましたら、どうか嘆かないで、60㎝でもさほど変わりありませんので、壁を強化しましょうw

何でもそうですがメリットがあれば反面デメリットもありますので、(費用や風の耐性など)色々検討して自分にとってベストな軒はどのくらいか検討してみてください。

 

 

 

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