かまいたちの夜!!
サウンドノベルの金字塔、名作ゲームソフトです。
第一作はスーパーファミコンで発売されました。
雪山でペンションに閉じ込められる主人公とその恋人、そこで起こる凄惨な殺人事件!
…今だとコナンや金田一でお腹いっぱいなシチュエーションですがw
私、このゲームの影響で、小説を読むようになり(ただし内容は殺人が起きて主人公が追い詰められるものに限る)、その副産物として国語の成績が良くなりました。
読書感想文ですらまともに書けなかった私でしたが、文章を書くのが好きになりました。
とにかく大好きなゲームです。
9月19日に発売ということだったので、ダウンロード版を予約しました。
何年ぶりだろう?
ワクワクしてゲーム開始!
うわあ、懐かしい…でも、なんだか目が霞む…
老 眼
そう、かまいたちの夜同様、私にも30年という月日が流れていました…。文字が辛い!でもやる!
とりあえず香山さんのところに就職エンドを見てから、最短攻略エンドを見て、お待ちかねのサバイバルゲーム、最終章を楽しみます。
畳み掛けるように次々と登場人物が殺されていき、プレイヤーに混乱と絶望を与える章です。チャイムの演出はホラーが際立って最高ですね。
さあ!いよいよ真理に刺されるぞ〜!(どんなテンションだよ)
…と思っていたのですが、最後の方で可奈子に襲われて透がモップで反撃するところの描写、一部カットされてるような?
二度三度、と殴って頭が変形してくずおれる生々しい描写があった気がしたのですが。殴った→殺してしまった、とサラリと終わったので違和感が。規制?脱文?それとも記憶違い?
熟しまくった中年になった今、改めてかまいたちの夜をやって感じたのは、
ただひたすらに小林さんが可哀想
ということでした。
念願のペンション経営!
姪っ子が彼氏?を連れて遊びに来た!
ここまでがピークで、
宿泊客の部屋に脅迫文(変な噂が広まったらどうしよう)
部屋の窓ガラスが割れる(シーズン真っ盛りなのに一部屋使えない、修繕費)
バラバラ死体(事故物件、警察沙汰)
電話線切れる(唯一の連絡手段なのに…責任感)
バイトの子が殺される(親御さんになんと言えば…)
小林さんは場面場面で相当胃が痛くなる思いをしてたんだろうなぁと。
昔の私は単純に主人公の事しか見ていませんでした。今なら分かる…小林さんの心労が…。
かまいたちの夜は何回プレイしても面白いですね。
ですが!やはり!
本編しか出来ないのは、面白さを半減しています!!
急に横道に逸れる感じで別のストーリーが始まるのがワクワクするんですよね。その選択肢がないのが寂しい…。
サブシナリオは思わぬ人物にスポットが当たったり、本編とは違った一面を見せるキャラクターがいて、ガラッと雰囲気が変わることもあります。そういった意外性も本作の魅力です。
望むことはただ一つ!ダウンロードコンテンツ!DLC!DLC!
スパイ編も不思議なペンションもやりたいし、
雪中行軍させてからのペンション到着、安堵したところを突き落とす雪の迷路編。
2の惨殺編や妄想編も好きです。
全部やりたい。
子供たちが寝静まった夜に、かまいたちワールドに没頭したいので、ぜひ追加コンテンツをお願いいたします🙏🏻
チュンソフ党に投票しますから〜w