きゃとらばのどうしようもないブログ ~男子の育児~

愉快な男児とその母の日常をマンガやイラストで描きます。

子供に薬を飲ませるには

少し前に息子が溶連菌に罹って、病院に行き抗生物質を貰った。

その際、咳が2ヶ月ほど続いていたのでその話をしたら、気管支喘息の薬と抗アレルギーの薬、咳止めシロップなど盛りだくさんの薬を処方されて帰宅した。

シロップ以外は全部粉薬で、正直これ子供が飲めるわけないよねって思った。

だって以前インフルになった時だって、薬が処方されてアイスやジュースに混ぜてくださいって書かれてたの、ほとんど飲まなかったんだもの。

その時の話↓

kyatoraba.hatenadiary.jp

処方箋持って薬局で「これ(抗生物質)、ジュースに混ぜても大丈夫ですか」って薬剤師さんに訊いたら、「溶けると苦い味が出てしまうかも」と言われた。どうやら甘くコーティングされてるようで、何かに混ぜると却って飲みにくくなるとの事。

あー、ダメだこりゃ。どうしよう。

この際咳の薬は置いといて、抗生物質だけでも飲んでもらわないと、幼稚園にも行けないし家族にも病気がうつってしまう。

やはりなにか飲み物に混ぜて…。いや、全然飲まなかったら?液体で薄まってしまう分、薬をほとんど摂取できないのでは?

それならいっそ、最初だけでもよく分からないうちにそのまま飲ませてしまったほうが良いのかも。次からは拒絶されるかもしれないが。

うん、そうだ。そうしよう。次は知らん。大事なのは今。

「よーし、お薬飲むよー!」

私は息子に口を開けるように促し、薬をさーっと流し入れた。

不思議そうな顔をして、口をモグモグしている。

えずくかな?と思ったら、なんと「おいしい」と言う。

そして、抗生物質も、気管支喘息の薬も、抗アレルギーの薬も、自ら口に流し入れて飲み干してしまった。何なら次の薬はないのか催促された。ジャンキーか!

意外と、「シロップ」と称される一番飲みやすそうな液状の咳止めだけが気に入らなかったらしく、そこは私が応援して拍手も送って飲んでもらった。小さい計量カップでクイっと飲み干し、カンっとカップを置く様は、まるでバーでショットを飲むダンディーなおじさまのようだった。(叩いてから飲むから順番逆だけど…)

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で、結局何が言いたいかと言うと。

案ずるより産むが易し。(…なんかちょっと違う)

飲めないことばかり考えていたけど、案外大丈夫なもんなんだなぁ。子供が成長したのか?薬がうまく出来てるのか?いずれにせよ今回は拍子抜けなくらいすんなり薬を飲んでもらえた。良かった。

あんまり小細工しないほうがいいのかも…ね?

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