家の近所に大きな公園があるのですが、そこで次男と二人で朝の散歩をしていました。
かなり広い敷地をぐるりと回れる道があり、舗装はされているものの、道から逸れると木が生い茂っていて山のようです。
子供は自由ですから、そんな道なき道を行き、私はその後を追います。
次男がそこにカラスを発見しました。カラスは茂みの上にいて、じっとこちらを見ています。
鳩や雀、鳥が大好きな息子。カラスに向かって走ります。
カラスはピョンピョン跳ねながら後退し、しかし飛び立つ気配はありません。一定の距離を保って様子を窺っているようでした。
逃げない上に、つかず離れずの距離感が次男にとっては追うのに楽しいといった具合で、どんどん深追いしていきます。
嫌な予感がしたので、次男とカラスの間に入って追いかけるのを止めさせました。
するとカラスが一瞬ですが、こちらに一歩間合いを詰めてきたのです。
これは威嚇している…。
すぐ去りたかったのですが、次男が嫌がって手を振りほどこうとしてきます。何が何でもカラスに近づこうと暴れるので、私は逆にカラスにここから去ってもらおうと、手を大きく横に振りました。
カラスも臨戦態勢にスイッチが入ってしまったようで、最初の逃げる間合いの取り方でなく、明らかに攻撃の間合いを取っています。
今逃げたら子供が危ないのでは…。
ヤバイと感じて、私は近くに落ちていた1m程の長い木の枝を拾い、とにかく近くに来させないようにと、それでカラスを追い払いました。
カラスは頭上の木に止まり、じっとこちらを見ています…。
下りてくる気配もなかったので、さっさとここから立ち去ろうと子供の手を引いてカラスに背を向けた瞬間、
ばさっと風切り音が聞こえ、背後からカラスが次男の後頭部を爪で掠めていきました!!
突然のことに泣き叫ぶ次男。
慌てて後頭部を確認しましたが、出血はなく、ほんのり赤くなっていただけでしたが、
カラスめ
私を狙うならまだしも
こんな幼子を攻撃するとは
許せん…😡
怒りのあまりカラスに再度立ち向かおうとしましたが、奴は木の上で平然としています。
あったまきたので、近くにあった松ぼっくりを投げつけてやりました。が、飛距離が出ずカラスの手前でポトン。
👹誰ぞ!銃を!!銃を持てい!!
多分本当に銃を持ってたら撃っていたと思います…。
今回の反省点として、
・さっさと子供をカラスから引き離すべきだった
・カラスを刺激してはいけない
・茂みにはむやみに入らない
・去る時は背中を向けない
以後気を付けたいと思います。
多分、巣が近くにあったんじゃないかなぁ。普通なら飛び去りそうなもんなのに、ずっとその場に留まる動きをしていたので。
公園のカラスは人にも慣れていますし、かなり近くに寄っても逃げないことが多いので怖いですね。
よく、熊に会ったら目を離さず後退して逃げろとか言いますけど、動物ってほんと背後を狙うんですね…😨
知識として頭にあっても、本能的にすぐ逃げたいと思ってしまうので、今後野生動物に遭遇した際には気を付けたいと思います(そんな機会なくていいw)
次男は懲りずに今もカラスを追おうとするので、深追いする前に担いでささ~っと離れるようにしています。
皆様もカラスには気を付けてくださいね。
👇こちらは鳩との激闘?の記録です。後日談を追記しました。